【初級編 Googleアナリティクス】初めての人が、ひとまず見ておく項目
Googleアナリティクスで、まずは見ておくべき項目
副業や独立などで個人で仕事を始めるにあたり、名刺以上にホームページは欠かせないプロモーションツールです。
無料のホームページ作成サービスも豊富にありますし、格安のレンタルサーバー代を借りて、Wordpressでホームページを作る事も多いと思います。
しかし、ホームページを作ってみたものの、全く活用できていないという方も多いと聞きます。
見込み客に見てもらうには、検索エンジンの上位に表示されないといけないと聞いて、とりあえずブログを50記事まで書いたものの、アクセスが一向に増えないまま、改善方法が分からずに放置しているパターンもよく見られます。
改善をするためには、アクセス解析をして、ホームページのブラッシュアップが必要です。
ネットで調べて、ブラッシュアップするためのアクセス解析ツールとして、Googleアナリティクスを導入してみたが、どの項目を見たら良いのか分からない、という方も多いようです。
今回は、Googleアナリティクスで、チェックをした方がよい項目を紹介したいと思います。
Googleアナリティクスでチェックすべき項目
大まかなチェックポイントとしては、「経路を知る」「ユーザーを知る」「ページのアクセス状況を知る」「成果を知る」の4点です。
まずは、この4点で、自分のホームページの状況を確認して、そこから分かった内容に沿って改善を始めるのが良いと思います。
◇経路を知る
Google経由が少ない場合はインデックスされていないので対策をしよう、意外なキーワードからのアクセスが多いのでそのキーワードのブログを書こうなど指標となります。
- 経路となっている検索エンジンやブログなどを調べる
集客>すべてのトラフィック>参照元/メディア - 検索キーワードを調べる
集客>SearchConsole>検索クエリ - 経路となっているSNSを調べる
集客>ソーシャル>参照元ソーシャルメディア
◇ユーザーを知る
自分が想定していたユーザー層が見に来てくれているか、どの地域からが多いのか、モバイルからのアクセスが想像以上に多いなどの情報を持って、コンテンツの内容などを改善するのに役立ちます。
- ユーザーの年齢を調べる
ユーザー>ユーザー属性>年齢 - ユーザーの性別を調べる
ユーザー>ユーザー属性>性別 - ユーザーの居住エリアを調べる
ユーザー>地域>地域>japan - 閲覧で使うデバイスを調べる
ユーザー>モバイル>概要 - ユーザーの興味関心ある事を調べる
ユーザー>インタレスト>アフィニティカテゴリ
◇ページのアクセス状況を知る
アクセスの多いページがあれば、それに関連する情報のページを増やす、ページの読み込み速度が異常に遅い場合は、画像を軽量化するなどの対策をするなどの指標となります。
- アクセスの多いページを見る
行動>サイトコンテンツ>すべてのページ - ページの読み込み速度を見る
行動>サイトの速度>ページ速度 - サイト内検索でのキーワードを調べる
行動>サイト内検索>サイト内検索キーワード
◇成果を知る
設定した目標にユーザーが到達できているかを確認して、改善点を探すのに使います。ただ、事前に目標を設定する必要があります。
- 目標への到達状況を知る
コンバージョン>目標>概要
まとめ
ホームページを作成したものの、アクセスも少ないので放置している事は多いと思いますが、せっかく作ったのに活用しないのはとてももったいないです。
まずは、Googleアナリティクスで分かる事から、改善をしていくとよいと思います。
そこで、ある程度の成果や限界が見えてきたら、Google広告やFacebook広告などのプロモーションツールの活用を検討していくという流れになります。
広告を使うにしても、ホームページ側のクオリティが上がっていないと、成果には繋がらないので、Googleアナリティクスなどでのアクセス解析は、とても重要になります。
ぜひ、初歩的なところからスタートして、使いこなしてください。
モリアド代表 中小企業診断士
前職にて企業の海外WEBマーケティングの支援に従事。独立後に中小企業診断士の資格を取得し、主に企業の経営サポートやWEBマーケティングの支援等を行っている。
2019年から、現代のビジネスフレームワークを使って戦国武将を分析する『戦国SWOT®』をスタート。
2022年より、歴史人WEBにて『武将に学ぶ「しくじり」と「教訓」』を連載。
2024年より、マーケトランクにて『歴史の偉人に学ぶマーケティング』を連載。
著書に『SWOT分析による戦国武将の成功と失敗』(ビジネス教育出版社)。